本日は、顎の痛み、顎関節症でお困りの症例です。
症状としては、顎の痛み、違和感があり、3年くらい前から悩まれてあったそうです。
腰痛で来院されていて、顎関節症も治りますか?と尋ねられ、施術を行いました。
結論から言うと、3回の施術で、かなり改善され、食事も楽しめるようになられました。
患者さん情報
性別:男性
年齢:35歳
職業:力デスクワーク
症状いつから発生したのか:
3年前くらいから、顎が徐々に痛くなり、食べ物を噛むのが辛くなって、歯医者さんに行くと、マウスピースを作ってもらい、寝るときに装着していましたが、面倒になり止めて放置していました。
当院での診断情報
顎関節症は、かみ合わせの問題と言われますが、寝ている時にマウスピースをつけても改善される方が少ないようです。
今回の場合も、寝ている時に ”グッ” と噛んで口周りの筋肉が疲労して、痛みを出している状態でした。
根本的に治すには、寝ている時に噛まないようにすることが重要になりますが、ストレスや習慣など、変えるのが難しいのですが、口や頭の緊張を取ることで、身体に安心感を与えてあげることで、寝ている時に噛まなくても良くなり、結果的に顎の痛みが減ると考えられます。
診断情報を踏まえての施術方針
重要なのが、青く色づけした部分で顎の筋肉はもちろん、頭の筋肉の緊張を取っていきます。
都会では、悟空のきもちと言われるリラクセーションサロンが流行っているようですが、頭の緊張を取る事で、頭痛はもちろん、顎にも良い影響が出ます。
そして、リラックスすることで、副交感神経が優位になり、自律神経の安定につながり、歯ぎしりや噛みしめなどをしなくてもいい状態になり、顎関節症は起こらなくなると考えられます。
上記を踏まえた施術を行いました
実際に施術をすると、顎の下に緊張が強く、施術を行っていると、唾液がドバドバ出てきたとビックリされていました。
口の渇きでお困りの方は、顎の下を優しくマッサージすると唾液もでやすくなりますよ。
そして、お困りの顎の痛みはかなり軽減され、口が空きやすくなりました。
患者さんの感想
この施術を行った後に、患者さんの感想を聞いたところ、
唾液もこんなに出ると思わなかった!
そして、口を開けても嫌な感じがしない!
でも、下あごを横にずらす動きが痛いかなぁ~
という事をおっしゃっていただきました。
数回ご来院いただいて、この施術を続けていきます。
今回の施術について当院の見解
30代という中間管理職で、日頃からストレスを抱えられていることもあり、今回の施術ですべて良くなるというのは難しいと思いますが、メンテナンスという事で、月に1回程度施術を受けることをお勧めしました。
すると、頭、首、顎そして体全体の施術を受けることで、身体の不調から解放され、仕事や家庭で楽しく過ごせる為の体づくりができるならとメンテナンス施術のご予約を頂きました。
当院では、状況をただ改善するだけではなく、
患者様が置かれている状況なども含めて、出来る限り、身体へ負担を少なくして、快適な毎日を過ごしていただく事を考えています。
という訳で今回は、唐津地区で顎関節症で痛みや違和感で悩まれている方の治療施術の紹介でした。
また次回ご来院の際の事も続きとして紹介させていただきます。
ではまた。