本日の患者さんは、唐津市在住の小学生です。
症状としては、かかとの痛みがあり、2週間くらい前から、サッカーの練習後に痛くなり悩まれてあったそうです。
ご家族の紹介でご来院いただきました。
結論から言うと、今回来院していただいたことで、再発しにくい動きと、上手な体の使い方が出来る様になりました。
患者さん情報
性別:男性
年齢:11歳
職業:小学生(少年サッカー)
症状いつから発生したのか:
2週間前から、練習後にかかとが痛くなる症状が発生
当院での診断情報
お話を聞くと、練習後にかかとが痛くなる、そして、小学生でサッカーをしているということで、セーバー病をうたがいました。セーバー病とは、かかとに痛みが出て、8歳~12歳の運動をしている男子に多く発症する障害です。
診断情報を踏まえての施術方針
セーバー病は、無理な運動をすることで痛みが起きる症状なので、日頃、どんな運動をしているのか?柔軟性がどれくらいあるのかを調べ、施術をしていきます。
そして、施術と並行して、体の使い方を変えていく必要があります。
上記を踏まえた施術を行いました
実際に施術してみると、想定通り、お尻から太ももにかけて筋肉の緊張があり、お腹にも硬さが目立ちました。
施術を進めていくと、走る際に、ひざだけで走っているように感じました。
そこで、施術後に運動指導を行いました。
体を棒のようにしたまま、前に倒してもらいます。
次に、支えた手を放します。
すると、反射的に足が前に出てきます。
走るという事は、体が倒れない為に、足が前に出る動作とイメージすると、かなり楽に走れるようになります。
そして、サッカーをしているという事なので、ターンオーバーの際に、体の重心移動をして足が動くという動作を練習してもらいました。
患者さんの感想
この動作を見ていたお母さんが、なんかサッカーをしている人に見えたよ~
という事をおっしゃっていただきました。
数回ご来院いただいて、この施術と動作指導を続けていきます。
今回の施術について当院の見解
スポーツにおける障害は、オーバーワーク、動作の間違いなど無理をすることで発生します。
ある部分が痛いからと、患部だけ施術をしても、再発することが考えられます。
当院では、患部だけでなく、なぜその症状が発生したのか?という事を大切にし、楽に体が動かせるような施術と運動指導を行っています。
今回の患者様も数回通院してもらい、サッカーが上手になる動きを覚えてもらい、再発が予防でき、パフォーマンスアップにつながる施術を行っていきます。
という訳で今回は、唐津市在住でかかとの痛み(セーバー病)で悩まれている方の治療施術の紹介でした。
また次回ご来院の際の事も続きとして紹介させていただきます。
ではまた。