症状としては、あごの痛みで、ご飯が食べれない、固いものを噛めない、あくびが出来ない、症状があり、1か月くらい前から、悩まれてあったそうです。
当院のホームページなどを見て、改善できるかも?とご相談いただきました。
結論から言うと、3回の来院で、食事も普通にできるようになられました。
患者さん情報
性別:女性
年齢:50代
職業:主婦
症状いつから発生したのか:
1ヵ月ほど前から、固いものを噛む時に、痛くて我慢をしていると段々痛くなり、箸で食事をするのが辛くなり、スプーンでおかゆやスープしか食べれないようになられました。
当院での診断情報
あごの周りの筋肉の緊張と共に、全身の筋肉のこわばりが感じられ、長年の身体の疲労により、今回の症状が現れたとおもわれます。
診断情報を踏まえての施術方針
あごが痛い場合でも当院では全身の施術を行います。それは、あごから沢山の神経が脳につながり、全身への影響が考えられるからなんです。
下の写真を見てもらうと、口と脳のつながり良く分かるとおもいます。
このように、口と脳のつながりは深く、自律神経の不調もあごの痛みをはじめ、嚥下(飲み込むこと)、つばが出ない、などの症状を引き起こすこともあります。
上記を踏まえた施術を行いました
あごの施術の前に、全身の施術をすると、あごは触っていないけど口が開けやすくなりました。
そして、あご周りの施術を行いました。
すると、唾液がたくさん出てきました。今まで、出にくかったのが想像できます。
患者さんの感想
この施術を行った後に、患者さんの感想を聞いたところ、
あっ 開けやすくなってる。
という事をおっしゃっていただきました。
数回ご来院いただいて、この施術を続けていきます。
今回の施術について当院の見解
長年の身体の疲れや、ストレスが今回の症状を起こしたと考えられます。
自分では、あまり気にしていない事でも、深層心理では、かみ砕くことが出来ない事柄などがこのような症状をつくり出したと考えられます。
このような、原因が分からないような場合でも、体に優しく触れ、緊張を緩め、何が原因か見つけることで、不思議と痛みが無くなってくれます。
痛みは、辛いけど悪いことではなく、いい方向に導いてくれる道しるべと思ってもらえると嬉しいです。
とはいえ、痛みは辛いので、患者様が置かれている状況なども含めて、出来る限り、身体へ負担を少なくして、快適な毎日を過ごしていただく事を考えています。
今回の患者様も、まだまだ、何度か当院へ通っていただく必要はありますが、今回だけでも、だいぶ楽になられてあるので、しっかり当院の指導などにも従っていただければ、従来通りに生活する事には問題ない状態までは戻ります。
という訳で今回は、唐津市在住であごの痛みで悩まれている方の治療施術の紹介でした。
また次回ご来院の際の事も続きとして紹介させていただきます。
ではまた。